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2007.08.28

憲法の意味

 ネットカフェ難民、全国に5400人…4分の1は50代

日本の憲法では、「日本国民は健康で文化的な最低限度の生活が出来る」
となっているのは、日本人ならご存知でしょう。

しかし、最近話題のネットカフェ難民は、明かにこれに違反してると思います。
といっても、ネットカフェ難民が悪いのではなくて、彼らにそういう生活を
させている社会のせいだといいたいのです。

このネットカフェ難民の人達の可哀想なことは、その生活もそうですが、
社会から驚くほど理解されていないということもあると思うのです。
それは、良く「そういう生活を選んだのは自分なのだから自己責任だ」
という自己責任論を言う人や「住み込みで働けばいいではないか」という
住み込み派のわかってない人の意見。
「努力が足りない・・・」という努力論の根性論の人。
社会全体がわかってない、どうしょうもない人の意見など。

だいたいにおいて事務的な意見しか出てこないのですよね。
それだけ彼らのことを理解していないのでしょう。

テレビで放送されても、彼らが働いているところは写らない。
写るのは、ネットカフェでパソコンを前にして寝ている場面の数々。
それを見た人は、「この人達は仕事もしないでパソコンばかりしている」
と思われてしまう。
とんでもない間違いである。

彼らは働いている。   それもかなりキツイ仕事をしている。

人間には、それぞれ事情というものがある。
金持ちの家に産まれて何不自由なく育つ人もいれば、貧しい家庭に
育つ人もいる。    その時点で平等ではない。

それに仕事で成功する人もいれば、失敗する人もいる。
これは仕方ない。
しかし、ならば再チャレンジを出来るようにすればいいのに、そういう
ところが日本は厳しい。
誰だってどん底の人生を経験することはあるのにもかかわらず。

それにしても50代の人が多いのには驚かされましたね。
これを政治家の人はどう思っているのでしょうか。
あんないい官舎に住める人からみたら、見下すことはあっても
助けてあげようとは思わないような気がします。
一応、票がほしいからなにかはするでしょうけど。

自分自身の考えとしては、ネットカフェ難民の人が増えるのも
ホームレスの人が増えるのも、根っこの部分では、現代の日本人が
困っている人を助けなくなっているからではないかと思っています。

住所がないと、アパートだって貸してもらえない。
ウィークリーマンションは、ちょっとでも家賃が途絶えればたたき出されます。
住み込みの仕事は、その仕事を万が一クビになったら出ていかなくては
いけません。
布団も持っていれば、それを持ってです。  テレビもパソコンも。
どうするのですか。
そもそも、働いている会社が倒産してしまったら、やはり出ていかなくては
なりません。

こういうのって個人の自己責任論でどうなることではないでしょう。
ネットカフェ難民の人を批判する人は、そういう知識はないのではないで
しょうか。

先日、産経新聞に世界代6位の富豪と紹介された人が会社更生法の
手続きをしたと書いてありました。
つまり、世界で6番目にお金持ちだった人の会社が倒産してしまうわけです。

人生ってどうなるのかわからないのですよ。
誰だってネットカフェ難民やホームレスになる可能性はあるのです。
見下せる人なんていないはず。

なのに、なぜなんの改善策も出ないのか。

笑っているのは、そのネットカフェ難民を使って働かせている派遣会社
でしょう。

涙なき社会、と自分は思います。

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